単独ですべての動作ができるコンピュータです。
OSはLinuxを使っています。
まずは、この"Linux OS"のセットアップが必要です。
ハードディスクなんてものはなく、記憶領域はSDカードです。
このSDカードにLinux OSを書き込みます。
ここからの作業は「Raspberry Pi 電子工作レシピ」という本を参考に進めていきます。
Linux OSのイメージファイル準備
Linux OSといっても実はいろんな種類のディストリビューションがあります。カーネルと呼ばれるコアの部分とそれ以外のソフトウェアは組み合わせが自由で、
それらをいろいろ組み合わせて「ディストリビューション」という単位で配られています。
今回は本に載っていた「Raspian-FABLIB」というディストリビューションを使います。
普通のPCで使う「Debian」をRaspberry Pi用にした「Raspian」というのがあるのですが、
それをさらに本の著者が少し変更を加えたものです。
ダウンロードは以下から行いました。
FABLIB - ダウンロードファイル一覧
PCのセットアップ
■1. cygwin
上記で準備した「Raspian-FABLIB」のOSイメージをSDカードに書き込むのですが、
その前にPC側の設定もしておく必要があります。
てことで、Cygwinという、Windows上で動作するLinuxライクなコマンド群のパッケージをインストールします。
これも実は上記茶者のページで使いやすいようにカスタマイズされたものが配られているので、それを使うことにします。
cygwin.zipというファイルを取ってきて解凍し、できたcygwinディレクトリをc:\に配置する。
#これ、本には何も書いてなかったからちょっと困るかも
#サポートサイトには書いてありました
■2. Ext2Fsd
以下のURLに行き、"Downloads"ページからたどってバイナリを取ってくる。
http://www.ext2fsd.com/
2014/12/21現在では、Ext2Fsd-0.53.exeが最新。
で、これをダブルクリックしてインストールしておく。
Raspian-FABLIBファイルの書き込み
■1. OSイメージファイルの解凍
まずは本に従って、cygwinを起動してチェックサムでファイルを確認する。
・c:\cygwin\cygwin.batを実行する。
・開いたターミナルで、sha1sumを実行する。
てしてみたけど、sha1sumがどこにもない。。
てことで、
・md5sumを実行、Webページの値と比較。
で問題なかったのでファイルを解凍。
$ unzip raspian-FABLIB-20140928.img.zip
■2. SDカードのデバイス名の確認
次に書き込み先のSDカードのデバイス名を調べる。
まずSDカードが刺さっていない時に以下のコマンドを実行
$ cat /proc/partitions
そして、SDカードを刺した後に同じコマンドを実行。
そうすると増えているデバイスがあるので、それがSDカードのデバイス名です。
こちらの環境では以下のsdbが相当しました。
8 16 7782400 sdb
8 17 7778304 sdb1
■3. SDカード上にOSイメージファイルを書き込む
cygwin.batを『管理者として実行』して以下のコマンドを実行
$ dd if=raspian-FABLIB-20140928.img of=/dev/sdb bs=512
ここではまったのですが、cygwinのターミナルをそのまま開くと
権限がないために書き込みができません。
そして。。
かかった時間は5時間半。。。なにがいけなかったのかなぁ。
本には40分くらいとあったけど。
さてさて、とはいえ、なんとかたどり着いたので、
次はRaspberry Pi でOS起動!と行きましょう!
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